【ドローン検定2級】安全領域の計算方法




安全領域ってなに?

ドローンの飛行プランを作成する時に重要なのは「安全領域」という考え方。

ドローンが落下し得る範囲のことで、その領域内には人や車両などが入れないように策を講じる必要があるのです。

 

例えば、次の飛行プランを考えましょう。

 

 

この時、ドローンの通り道である「レグ」と呼ばれる区間は、もちろん安全領域に含まれます。

 

 

「レグ」はドローンが通る道ですから、この区間ではドローン落下する危険が大いにあるわけです。

 

安全領域は「もしも」のケースを想定する

しかし、そのレグに加えて、

ドローンがレグ終端で自由落下したケース

も想定しましょう。

 

例えば、レグ終端でドローンがノーコンになって、落下し始めたケースを想定します。

 

 

ドローンが地面に落ちるまでの時間、水平方向にドローンが動きます。

 

つまりその分、想定していた飛行ルート(レグ)からはみ出してしまうのですね。

 

 

例えば、速さ10 m/s、高度44.1mに飛行していたドローンがあったとしましょう。

高度44.1mから自由落下した時、地面に落ちるまでの時間を計算します。

 

重力加速度を9.8 [m/s²]、落下するまでの時間をt [s]とすると、

$$高度 =  \frac{1}{2}×重力加速度 × 時間²$$$$44.1 =  \frac{1}{2}×9.8 × t²$$

$$t = 3 [s]$$

と出てきます。

 

つまり、ドローンは3秒間、予定進路をオーバーして進み続ける可能性があるのです。

10 m/s で水平方向に移動しているならば、

$$速さ × 時間$$$$= 10 × 3$$

$$= 30 [m]$$

レグから余計に動く可能性もあるのです。

この場合の安全領域は、レグの終端より「30 m」余裕を持って設計します。

 

 

このように「レグ終端でのドローン自由落下」を想定すると、次のような安全領域になりますね。

 

単純な四角ではなく、ちょっと歪な安全領域になるでしょう。

 

この安全領域の計算には

の計算ができることが大前提です。

ドローン検定3級の出題範囲なので、忘れてしまった方は復習してみてください。

よかったら『ドローン検定計算ドリル』もあわせてどうぞ。

 

それでは!

Ken

 

【参考書籍】

 




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