Mavic Air 2にNDフィルターを装着する方法とその効果




 

Mavic Air 2で空撮する際に使えるアイテムの1つに

NDフィルター

があります。

Mavic Air 2のFly Moreコンボ付属品の1つでありまして、ドローン本体と共に保有している方が多いと思われます。

 

さて、一体こいつは何なんでしょうか?

「NDフィルター」とは「Neutral Density」の略でありまして、

レンズに入る光の量を減らせる器具です。

その名の通り、画の色味を変えないニュートラルな状態に保ったまま「光の量だけ」を減らせるのです。

今日はこちらのMavic Air 2のNDフィルターの使い方とその効果について紹介していきます。

 

Mavic Air 2のNDフィルターの付け方

まずは付け方から。

 

フレームを取り外す

まず、そもそもカメラのレンズについているフレームを取り除きましょう。

ついていぬように見えても、実は、ついてるんです。

外し方は簡単で「反時計回り」にぐるっと回してあげればオッケー。

「ぽろっと」レンズのフレームが取れるはずですよ。

 

NDフィルターを装着する

NDフィルターをつけていきましょう。

Mavic Air 2のNDフィルターには次の3種類用意されています。

  • ND 16
  • ND 64
  • ND 256

数値が大きいほどレンズに入る光の量を多く減らせるフィルターです。

どれか1つを選んでつけていましょう。

 

つけるときは外す時と逆の方向に回せばいいので、つまりは「時計回り」にNDフィルターをレンズに沿わせて回すのです。

はい、これでNDフィルターをMavic Air 2に取り付けられました。

 

実際にNDフィルターをつけて効果を検証する

それじゃあ、一体、Mavic Air 2にNDフィルターをつけると、どのような効果があるのでしょうか。

実際にやってみました。

 

まずはフィルターなしでの写真撮影です。

撮影モードをPROにし、

  • ISO感度:100
  • シャッタースピード:20分1
  • ホワイトバランス:5500K

に設定し、露出は「+0.3」というほぼニュートラルで撮影しました。

 

さて、この状態でNDフィルターの3種類をつけてみました。

こちらがND 16、

ND 64、

ND 256です。

数値が大きくなるほど、レンズに入る光の量が少なくなり、画自体が暗く変化します。

というか、256のNDフィルターに至ってはほぼ真っ黒。何が映っているか見えません。

 

そこで今度は、NDフィルターの装着に合わせて各数値を変化させることで、露出をニュートラルに持っていきました。

ND 16の場合、

  • ISO感度:800
  • シャッタースピード:15分1

で露出が「+0.3」。

ND 64の場合、

  • ISO感度:3200
  • シャッタースピード:15分1

で露出が「+0.3」。

ND 256の場合、

  • ISO感度:6400
  • シャッタースピード:12.5分1

で露出が「0.0」。

当然のことですが、NDフィルターを装着ればレンズに入る光の量は減ってしまいます。

ゆえに、露出をニュートラルに持ってくために

  • ISO感度を上げる
  • シャッタースピードを遅くする

といった数値変更が必要になり、レンズに入り込む光の量を確保しなければなりません。

 

ISO感度が上がると「少ない光の環境でも撮影できる」メリットはありますが、一方で、画にノイズがのります。

また、シャッタースピードを遅くすると静止画であればブレやすくなりますし、動画であれば被写体の動きがカクカクします。

 

NDフィルターの存在意義は?

そうなってくると、一見、NDフィルターを使う意味がわかりません。

画質が落ちるし、ブレやすくなるのに、なぜNDフィルターを皆こぞってMavic Air 2に装着するのでしょうか。

 

実は、NDフィルターは写真撮影ではそんなに活躍シーンはありません。

一方、引っ張りだこになっているのが「動画の撮影業界」です。

なぜなら、動画撮影においてはシャッタースピードを固定するからに他なりません。

つまり、露光量を落とす手段が「ISO感度を下げる」「絞る」しかないのです。

 

Mavic Air 2に至ってはレンズの絞りは調整できませんので、ISO感度一択になります。

しかも、ISO感度の下マックス値は「100」ですので、それより下のISO感度にはどう頑張ってもおとせません。

 

ゆえに、クッソ日差しが強い中で、空撮すると白飛びが発生するケースがあるのです。

つまりは、画の中に「白すぎて何がなんだかわからない部分」が入ってしまう現象です。

快晴の日の空とか、雲とか、地面とか、ビルとか、白飛んでしまうことが多いです。

このように白飛びが発生している動画は良い作品とは言い切れなくなってしまいます。

なぜなら、よくわからない白い部分が写り込んでしまってますからね。

 

そこでNDフィルターの登場です。

こいつをMavic Air 2につけるだけで、光の量を減らせます。

NDフィルターはISO感度を下げずに、シャッタースピードは遅くせずとも露光量だけを減少させられるのです。

これが空撮もできるMavic Air 2において、NDフィルターが重宝される理由です。

 

ただし、光の制限量については注意が必要です。

NDフィルターの数字は大きいほど光の量が抑えられれますが、抑えすぎたら画が暗くなり、ISO感度を上げざるを得なくなってしまいますから。

3種類のNDフィルターをMavic Air 2に装着し、撮影し、ISO感度を上げずに露光量をニュートラルに持っていけるちょうどいいNDフィルターを探し当てましょう。

 

それでは!

Ken




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