ドローンで空撮する際に携帯しておきたいのが「ランディングパッド」です。
簡単に言ってしまえば「ドローンを着陸させるマット」のこと。
ランディングパッドを起点にドローンを離着陸させることで、どの土地からもドローンを飛ばせるようになります。
雑草や砂浜でも安定してドローンを離着陸させられるのがドローンパッドを活用するメリットです。
先日、誰もいない砂浜で密に空撮にトライしましたが、その際にランディングパッドが生きてきました。

ランディングパッドなしではプロペラの回転で生じる下向きの風が砂を巻き上げてしまい、ドローン本体及び操縦士、その周辺の人物に砂が降りかかる危険がありました。
今回、わたしが活用したランディングパッドを紹介します。
十分な大きさと携帯性
ランディングパッドは最大で
縦 50cm × 横 50cm
の大きさに。この大きさはDJIドローンを設置するには十分な大きさでありまして、わたしが保有しているMavic Air 2がすっぽり収まる規模です。

そして、このランディングパッドは
9分の1のサイズに収納できます。
折り目が縦2本・横2本ついておりまして、折り目で畳めばパッドは
縦 25cm × 横 17cm
まで縮小できます。
そして、この折り畳み状態にて付属の袋に入れて持ち運べば、ランディングパッドをドローン本体と共に携帯しやすくなるでしょう。

2カラーから選べる
そして、このランディングパッドは裏と表で異なる色が印刷されています。
- オレンジ
- ブルー
どちらも目立ちやすい彩度が高い色味でございまして、雑草や砂に対して目立ちやすい補色をフル活用。
この色味によって、ランディングパッドは目立ちやすいので、周囲の人々に自分がドローン操作中であることを周知できるのも1つのメリットです。
現場の状況によって、より目立つ色のランディングパッドのカラーを採用できるんです。
適度な重さがある
そして、このランディングパッドは質量が
352 g
です。
重すぎず、軽すぎず。
この適度な重さがあるからこそ「動きにくい」という特性も兼ね備えています。

ドローンで空撮中にランディングパッドが風でパタパタなびいてしまったら、ドローン操作どころではありません。
ドローンと同じく、パットも飛行してしまっては無事に着陸させることは困難を極めます。
その点、このランディングパッドは風に動じません(風速5 m/s未満ならば)。
防水である
そして、このパッド。表面は「防水素材」で出来ています。
多少の水を受けても弾いてくれるのが特徴的。ゆえに、水に近い撮影現場(例えば砂浜)でも安心してに設置できることはもちろん、汚れても水洗いできるのが強みです。
ドローンで空撮に挑戦する方は、安全に離着陸できるようランディングパッドも共にご用意くださいませ。
それでは!
Ken

1990年生まれ埼玉育ち。
第4級アマチュア無線技士、ドローン検定1級。