DJIドローンに無料でついている無償付帯賠償責任保険(標準プラン)とはどんな保険?




ドローンで空撮するならば保険に加入しておきたいところです。

ドローンのように空を飛んでいる物体は、落下前提で設計されており、他人を怪我をさせたり、物を壊したりする危険と隣り合わせでございます。

そのため、ドローンの飛行許可申請においても保険に加入していることが大前提。

申請書の項目中に保険情報を入力するフェーズが用意されていますからね。

 

「えっ、ドローンの保険いちいち加入しなきゃいけないのかよ」

と思うかもしれませんが、DJI製ドローンを購入した方はご安心ください。

じつは対象製品の購入から1年は無料で加入できる保険があるんです。

それは、

エアロエントリーの無償付帯賠償責任保険です。

 

エアロエントリーの無償付帯賠償責任保険とは?

こちらは一体どういう保険なんでしょうか?

わたし自身、Mavic Air 2を購入して、エアロエントリーの無償保険に加入させてもらいましたので、自分のためにも、この保険がどういう内容なのか?一体どこまで保証されているのか?いつまで有効なのか整理しておきます。

 

対象製品

エアロエントリーの保険は全DJI製品についてくるわけではなく、以下の対象製品を購入した場合に限ります。

<Phantom 3 シリーズ>
Phantom 3 Standard、Phantom 3 Pro/Adv
<Phantom 4 シリーズ>
Phantom 4、Phantom 4 Adv、Phantom 4 Pro/ProV2.0、Phantom 4 RTK、P4 Multispectral
<Mavic シリーズ>
Mavic Pro、Mavic Pro Platinum、Mavic Air、Mavic Air 2、DJI Air 2S、Mavic 2、Mavic 2 Enterprise、Mavic 2 Enterprise DUAL、Mavic 2 Enterprise Advanced、Mavic Mini、DJI Mini 2
<Spark シリーズ>
Spark
<INSPIRE シリーズ>
INSPIRE 2
<その他産業用機>
MATRICE 100、MATRICE 200 V2、MATRICE 210 V2、MATRICE 210RTK V2、MATRICE 300RTK
<DJI FPV シリーズ>
DJI FPV

ただし、購入後に自分自身でシリアルナンバーを入力して保険登録する必要があります

 補償内容

この保険では、以下の3つの事故が補償されています。

 

1. 対人賠償

ドローンを飛行させ、他人を怪我をさせた場合の補償です。

ズバリ、1億円まで補償されます。

 

2. 対物賠償

物を壊してしまった場合でも適用されます。

1事故あたり「5000万円」まで補償。

 

3. 管理財物損壊賠償

管理物損壊の事故にも適用されます。「管理物損壊」とは、

  • 他者からレンタル・支給されたもの
  • 修理・点検のために受託したもの

を破壊してしまった事故を指します。

ドローン空撮業務でいうと、空撮を依頼された建造物を壊してしまったケースが該当しますね。

この種の事故も補償金額は「5000万円」まで。

 

免責金額とは?

ただし、ここで知っておきたいのが免責金額です。

免責金額とは、自己負担の最大額のこと。

たとえ、事故による損失が補償額内であっても、免責金額額は自己負担せねばなりません。

エアロエントリーの無償付帯賠償責任保険では、

免責金額が「5万円」と定められています。

 

それゆえ、5万円未満の事故だったら、全額自己負担です。

また、5万円以上の事故を起こした場合でも必ず、免責金額5万円は自己負担。

それ以上超えた分だけ、保険で払ってもらえることになります。

 

ゆえに、エアロエントリーの無償付帯賠償責任保険では、

事故を起こしたら無料で保証してもらえません。

1事故につき「5万円」は自己負担になる、と肝に銘じておきましょう。

 

保証期間はどれくらいか

この無償付帯賠償責任保険はDJI製品についてくるおまけのサービス。

決して永遠に有効な保険商品ではではありません。

その期間はズバリ、

1年のみです。

保険の登録手続きを終了した翌日の0時ぴったり1年間です。

わたしの場合、

2020年8月13日

に手続きが終了したので、

「2020年8月13日 午前0時」から「2021年8月12日 午後12時(深夜)」まで

の間だけ無償付帯賠償責任保険が有効です。

 

それでは、購入から2年目以降はどうすればいいのでしょうか?

それはもう、

自分自身で有料のドローン保険に加入せねばなりません。

エアロエントリーのドローン保険には有料バージョンもございまして、

  • プランA
  • プランB
  • プランC

まで3パターン用意されています。

 

個人で空撮をされる方はまず間違いなくプランAでOK。

プランB・Cは、ドローンを貸し出しする事業者が加入する保険プランです。

 

ただ、海外の事故を保証しているのはプランCのみ。

海外のロケーションでドローンの空撮を敢行したいならば、プランCへの加入をおすすめします。

また、最大補償金額によって年間の保険費用が変化します。

 

DJI製ドローンで2年目以降も空撮を楽しみたい方は、以上で紹介した有料の保険プランを検討していいでしょう。

ちなみに、エアロエントリーの保険はウェブ上で見積もりを出すます。

 

実際に試算してみたところ、

支払い限度額1億円の保障プランA

を選択して、

年8400円

という見積もりが出ました。

税込か、税抜きか定かではありませんが、税込みと信じこめば、12で割って

1ヶ月あたり700円

で利用できるではありませんか。

月額700円が別途ドローン関係でかかるのは残念でございますが、これはドローン空撮事業における必要経費とみなせば安いもんです。

しかも、嬉しいことに有料バージョンのエアロエントリーの保険は、無料プランの延長線にはなく、大幅にパワーアップしています。

 

まず免責金額がゼロ。

事故を起こしても自己負担額は0円で済みます。

そして、賠償額が0〜5万円以下の小さな事故でも補償対象になります。

 

補償の支払い限度額は

  • 1億円
  • 3億円
  • 10億円

の3パターンから選べれます。

ご自身のドローン利用状況によってプランを変化させられます。

 

また、有料プランでは、補償の対象が広がるメリットもあります。

  • 管理物使用不能損害補償特約
  • 人格権侵害補償
  • 初期対応費用補償
  • 訴訟費用補償

もちろん、ドローンの保険にはエアロエントリーの有料保険以外にもありますので、購入2年目以降になったらドローン保険問題を考えるタイミングになりそうです。

 

それでは!

Ken

 

【参考記事】




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